Friday, November 28, 2014

OGNL expressions in vCO Presentation is supported.


vCO 5.5.2.1で、OGNL (Open-Graph Navigation Language)がサポートされました。(今までも使えてた気もしますが。。。)
Presentationはワークフローを実行した時の画面(ウィザード)を作り込む機能ですが、OGNL Expressionを使うと、柔軟にInput Parameter(人が入力した値を格納する変数)や戻ってきた値を操作できますね。
https://www.vmware.com/support/orchestrator/doc/vcenter-orchestrator-5521-release-notes.html

あとは、一つ前の5.5.2でIE8とIE9のブラウザサポートがなくなっていますので注意です。
ドキュメントには、Configuration Webという記載がありますが、Web Operatorに関しても同じですので注意しましょう。

Saturday, November 1, 2014

VMRC Standalone Console


初めてさわってみましたが、ライトで良いですね。
http://www.virtuallyghetto.com/2014/10/standalone-vmrc-vm-remote-console-re-introduced-in-vsphere-5-5-update-2b.html


必要な手順は、
●VMRC Standaloneのダウンロード
●インストール
●コマンドからVMRCクライアントを実行
 ●vmrc.exe vmrc://vCenter Server/?moid=コンソールを表示したい仮想マシンのmoid

他にも、MOBとAcuireCloneTicketからアクセスする方法があるようです。

Friday, September 12, 2014

vCenter Orchestrator 5.5.2


今回の目玉は、「Dynamic Types」というプラグインが正式サポートになっています。
永遠のβか?と思ってましたが、ついにという感じです。
vCOはサードパーティーシステムに対するプラグインをインストールすることで、それぞれのシステムに対する個別実装を可能な限り抽象化するプラグインアーキテクチャをとりますが、このDyamic Typesとはこのプラグインを作る(定義する)プラグインという位置づけです。もうここまでくるとクラス設計の世界ですね。。。
https://www.vmware.com/support/pubs/orchestrator_pubs.html

変な人が多いので有名なvCOチームでもDynamic Typesを使って、Twitterと連動する実装例を挙げています。ここでは、Plugin Generator Packageというツール(実際にはvCOのワークフロー)を実行することで、インタラクティブにTwitterのmentionをvCO側に表示させるようにしています。ファンタスティック!クール!とか言っているのが聞こえてきそうですが、Twitter APIを使って戻ってくるJSONが何であるかを理解していないとこれ以上でもこれ以下でもありませんね。想定しない戻りだったら結局カスタムパーサが必要ですしね。

暇になったら、「バルス」ってつぶやいたら、オンプレの仮想マシンを昇天させるプラグインでも作ってみようかなって思います。


Wednesday, June 4, 2014

Wavemaker Integration for vCO

WaveMakerはコードレスでWEBアプリを開発できるというのが売りのツールですが、同じくコードレスとうたっているvCOと奇跡のコラボレーションが実現しています。
https://labs.vmware.com/flings/wavemaker-integration-for-vcenter-orchestrator

設定の流れは、

  • JDK6をインストール (僕の環境では、JDK7だとWaveMakerがうまく動かなかった)
  • WaveMakerのインストール
  • gitにあるWaveMaker Integration for vCOのソースをとってくる
  • mvn clean install
    • そのままだと十中八九ビルドでぼこぼここけるので、POM.xmlとJavaのソースを編集する
  • こんな感じ

mvm clean install[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO] Reactor Summary:
[INFO]
[INFO] vCO WM ............................................. SUCCESS [  0.259 s]
[INFO] o11n-rest-client-stubs ............................. SUCCESS [  1.653 s]
[INFO] o11n-rest-client-services .......................... SUCCESS [  1.184 s]
[INFO] vCO WM :: Partner Service .......................... SUCCESS [  0.025 s]
[INFO] vCO WM :: Partner Service :: Runtime ............... SUCCESS [ 52.010 s]
[INFO] vCO WM :: Partner Service :: Tools ................. SUCCESS 2.001 s]
[INFO] vCO WM :: Wavemaker ................................ SUCCESS 0.022 s]
[INFO] vCO WM :: Wavemaker :: Projects .................... SUCCESS 0.677 s]
[INFO] vCO WM :: Wavemaker :: Services :: Zip ............. SUCCESS [ 22.960 s]
[INFO] vCO WM :: Wavemaker :: Widgets :: Zip .............. SUCCESS 0.110 s]
[INFO] vCO WM :: Wavemaker :: Projects :: Zip ............. SUCCESS 4.609 s]
[INFO] vCO WM :: Package :: Dist Zip ...................... SUCCESS 0.905 s]
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO] BUILD SUCCESS
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO] Total time: 01:26 min
[INFO] Finished at: 2014-06-06T03:43:52+09:00
[INFO] Final Memory: 16M/73M
[INFO] ------------------------------------------------------------------------

  • vCO.zipというファイルができあがるので、WaveMakerのGUIのパートナーサービスからインポートする
  • Wavemakerのウィジェットにはこんな感じで登録されます


Thursday, February 20, 2014

VCDX alphaですか

すごいですね。John arrasjidさん。ある意味ナイトのような称号でしょうね。
4年まえ位ですかね、彼の開催するVCDX Defenceのboot campに参加した事がありますが、途中でぬけたくなるくらいhighly intractiveな会でした。
今となってはオーランドでの良い思いでですが。

http://blogs.vmware.com/education/2014/02/vcdx_alpha_vmware_partner_exchange_2014.html


Thursday, February 13, 2014

VSAN Technical Resources

要らないとは思いますが、VSAN関連のおもしろURLの紹介です。

●VSANをネストしてたいVM Guy(変態)たちのために



●これはありますね。VCが仮想化されている場合、VSAを使う場合にはどうしてもbootstrapが必要になりますもんね



●VSAN環境のモニタリングツール「VSAN Observer」




Wednesday, January 29, 2014

VSAN Design and Sizing Guide

これはためになりますね。ぜひVSANをデザインする方には読んでいただきたいです。

・VSANという考え方
    ・VMwareオブジェクトストレージとして考える
    ・従来の共有ストレージ (iSCSI、NFS)構成上同じと考えない
    ・実態のパスは /vmfs/volumes/vsan/datastore/rolo 配下

・オブジェクトとコンポーネントとウィットネスの違い
    ・VSANの世界では仮想マシンは以下の4種類のオブジェクトとして扱われる
   ・Virtual Disk オブジェクト
   ・SnapShot オブジェクト
   ・Swap オブジェクト
   ・Virtual Machine Home (もしくはName Space Directory)オブジェクト
     ・上記3つ以外のvmxやlogなどを配置するオブジェクト
    ・分散RAIDツリー上に展開された葉(各オブジェクト)をコンポーネントと呼ぶ
    ・ウィットネスはSplit-brainが発生しないようにするためのもの
   ・メタデータのみを保持
   ・実用量は2MB程度







・VSANのKernel ModuleはVSA (Virtual Storage Appliance)と比べると以下のメリットがある
   ・The Shortest path for I/O
   ・アプライアンス提供しないので管理コストを削減
   ・不要はハードウェアリソースを消費しない
  
・初期のユースケース
   ・VDIの管理クラスタ
   ・Tier2/3や開発環境
   ・DMZとかの隔離環境(セキュリティー要件から内部と分離する必要性)
   ・ROBO (拠点ごとに共有ストレージは難しい)

・VSAN DataStoreのサイジング
   ・コスト、性能面からSSDはHDDの10%程度になるようにする
   ・HDDの容量は以下の要素を考慮する
     ・仮想マシンとテンプレートの数 (SWAPの有無をチェック)
     ・仮想マシンのメモリサイズ(SWAPに必要なディスク容量をチェック)
     ・仮想マシンの保護レベル (Fail to Tolerate : TTL)
     ・VMDKの数と容量
     ・スナップショットの世代と容量

http://www.vmware.com/files/pdf/products/vsan/VSAN_Design_and_Sizing_Guide .pdf