Sunday, April 7, 2013

Resolving VSS issues for Horizon Mirage

http://kb.vmware.com/kb/2048766
(最新は原文KBを参照してください。)

MirageクライアントがVSSが失敗している旨のワーニングメッセージをイベント出力するらしいです。完全に出力が一致するわけではありませんが、以下のようなメッセージとなります。

  • [VSS] failed to initialize COM security
  • [VSS] failed to create VSS object
  • [VSS] failed to initialize for backup
  • [VSS] failed to set backup state
  • [VSS] failed to gather writer metadata
  • [VSS] failed to add to snapshot set
  • [VSS] failed to prepare for backup
  • [VSS] failed to do snapshot set
  • [VSS] failed to start snapshot set
  • [VSS] failed to get snapshot properties
  • [VSS] failed to take more than one snapshot
  • [VSS] insufficient output buffer
  • [VSS] failed to complete backup
  • Timeout taking VSS snapshot

[原因]
Mirageサービスは、非常に多くの部分をWindows VSS (Volume Shadow Copy Service)に依存しています。ですので、以下のような場合にVSSの取得が失敗し、結果Mirageクライアントがオペレーションを完了できない事があります。

・クライアントPCの残りディスク容量がない。(5GB以下かどうか)
・ディスク障害(物理 or 論理)が起こっている。
・VSSサービスが無効になっている。
・他のアプリケーションもVSSを使っており、Mirageクライアントと競合している。
  Windows XPでは同時に複数のVSSを走らせる事が出来ない。WIndows7は同時に複数のVSSを実行可能。
・外部ストレージ(USB接続のHDD)などにShadow Copyが保存されている。
・VSS関連コンポーネントが壊れている。もしくは適切に構成されていない。
・AVや暗号化ソフトがVSSボリュームをブロックしている。

[対処]
上記をまず確認しましょう。それでも分からない場合は、最終的にKBに添付されている「2048766_vssfix.zip」というスクリプトを実行する流れとなっています。(慎重に。レジストリのどこを触るのか、一応確認しておいた方が良いかもしれません。)