Wednesday, January 29, 2014

VSAN Design and Sizing Guide

これはためになりますね。ぜひVSANをデザインする方には読んでいただきたいです。

・VSANという考え方
    ・VMwareオブジェクトストレージとして考える
    ・従来の共有ストレージ (iSCSI、NFS)構成上同じと考えない
    ・実態のパスは /vmfs/volumes/vsan/datastore/rolo 配下

・オブジェクトとコンポーネントとウィットネスの違い
    ・VSANの世界では仮想マシンは以下の4種類のオブジェクトとして扱われる
   ・Virtual Disk オブジェクト
   ・SnapShot オブジェクト
   ・Swap オブジェクト
   ・Virtual Machine Home (もしくはName Space Directory)オブジェクト
     ・上記3つ以外のvmxやlogなどを配置するオブジェクト
    ・分散RAIDツリー上に展開された葉(各オブジェクト)をコンポーネントと呼ぶ
    ・ウィットネスはSplit-brainが発生しないようにするためのもの
   ・メタデータのみを保持
   ・実用量は2MB程度







・VSANのKernel ModuleはVSA (Virtual Storage Appliance)と比べると以下のメリットがある
   ・The Shortest path for I/O
   ・アプライアンス提供しないので管理コストを削減
   ・不要はハードウェアリソースを消費しない
  
・初期のユースケース
   ・VDIの管理クラスタ
   ・Tier2/3や開発環境
   ・DMZとかの隔離環境(セキュリティー要件から内部と分離する必要性)
   ・ROBO (拠点ごとに共有ストレージは難しい)

・VSAN DataStoreのサイジング
   ・コスト、性能面からSSDはHDDの10%程度になるようにする
   ・HDDの容量は以下の要素を考慮する
     ・仮想マシンとテンプレートの数 (SWAPの有無をチェック)
     ・仮想マシンのメモリサイズ(SWAPに必要なディスク容量をチェック)
     ・仮想マシンの保護レベル (Fail to Tolerate : TTL)
     ・VMDKの数と容量
     ・スナップショットの世代と容量

http://www.vmware.com/files/pdf/products/vsan/VSAN_Design_and_Sizing_Guide .pdf